NH0886便 クアラルンプール 発羽田行きプレミアムエコノミー
海外発券
クアラルンプールから帰国する便はプレミアムエコノミーにした。海外発券にすると安く購入でき、PP(プレミアムポイント)がコスパよく稼げるのだ。
海外発券というと難しく聞こえるが、購入方法は非常に簡単である。
普通にANAサイトから、出発地を海外にして到着地を日本国内の最寄りの空港にすればよい。
とはいえ海外発券なので、その地に行く航空券を往復購入しておかなければならない。
(当該の目的地と2往復する形である)
私の場合、
(往路1)羽田→北京→クアラルンプール(チャイナエア:エコノミー)
(復路1)クアラルンプール→羽田(ANA:プレミアムエコノミー)
(往路2)羽田→クアラルンプール(ANA:プレミアムエコノミー)
(復路2)クアラルンプール→北京→羽田(チャイナエア:エコノミー)
で当初プランニングしていたのだが、例のB737MAXの飛行トラブルの影響か、予定していたエアチャイナの便が欠航となり、急遽ANAのエコノミーに変更することとなった。
予定通りであれば、北京空港のトランジットホテルも体験できるはずだったので残念である。
とはいえ、(復路1)のクアラルンプール→羽田はANAのNH0886便に乗ることに変わりない。
羽田〜クアラルンプール 間の往復を日本発で購入すると、エコノミークラスで往復64,560円で5006PP(PP単価12.9円)であるが、クアラルンプール発のプレミアムエコノミーにすると89,610円10814PP(PP単価8.29円)となり非常に効率がよくなる。
クアラルンプールから日本への便は快適なシートに乗りつつ、PPを稼ごうと考える人が多く、いろいろな体験談がサイト上に溢れている。参考にしていただくといいだろう。
プレミアムエコノミーは、スリッパや耳栓のほか機内のドリンクサービスがちょっと違うなど機内のホスピタリティが向上するのはもちろん、搭乗前にラウンジが使えるというのも大きなメリットだと思う。
まずは、クアラルンプール国際空港(KLIA)に向かうことにする。
クアラルンプール(KLセントラル駅)からKLIAに向かうにはKLIAエクスプレスに乗車するのが便利である。
KLIAエクスプレス
KLセントラル駅は、KTMコミューター、KLIAトランジット、インターシティの乗り場など混在していて、初見だとどこで切符を買って乗れば分からない。
KLIAエクスプレスの切符売り場はKLセントラル駅のはずれにある印象。
そこでKLIAかKLIA2までの切符を購入する。片道55RM。
カードを渡されるので、これで改札を行う。
KLセントラル駅とKLIAの間を30分程度で結ぶLIAエクスプレスは、おおよそ30分間隔で出発する。座席指定などはなく、早いもん勝ちだ。
途中沿線の池のほとりの立派な施設を眺めたりするうちに、KLIAに到着する。
ANAのプレミアムエコノミークラスに搭乗する場合、クアラルンプール国際空港ではマレーシア航空のゴールデンラウンジが利用できる。
ゴールデンラウンジは綺麗で広々しており、バイキングで料理をいただくことができる。
とはいえ、あまり食べてしまうと機内食が楽しめなくなるので程々に自制。そしてビールなどアルコール類は入り口近くのバーカウンターのところまで行かないといけないので、若干不便な感がしなくもなかった。
今回は人気のあったパニーニとカレーを楽しんで搭乗することにする。
パニーニはオーダーごとに焼いてくれるので温かいものが楽しめる。
どちらもなかなか美味しくいただくことができた。
SFCを取得すれば、エコノミークラスでもラウンジが利用できるので、今後が楽しみである。
NH886搭乗
クアラルンプール国際空港は日本と異なり、入国審査が終わっているのにも関わらす、ボーディングゲートに入る前に再度持ち物検査をしなければボーディングブリッジに入れない構造になっている。
プレミアムエコノミーはラウンジは利用できるが、優先搭乗はないのでエコノミークラスの方々と同じタイミングで案内される。
乗ってしまえば機内食を食べ黙々と映画を見たりするしかない。国際線ではWiFiサービスは有料である。メールチェックもできない。
もう一度クアラルンプールへ行ける、しかも往路はプレミアムエコノミークラスであることを楽しみにしながら、22:00過ぎ無事に羽田空港に到着した。